日銀人事、中央大名誉教授・浅田氏と青山学院大教授・佐藤氏と政府提示

政府は25日正午、日本銀行政策委員会の審議委員候補に中央大学名誉教授の浅田統一郎氏と青山学院大学教授の佐藤綾野氏を充てる国会同意人事案を衆参両院に提示。両氏とも過去の発言から金融緩和と積極財政を重視するリフレ派とみられる。

浅田氏は3月31日に任期満了を迎える野口旭審議委員、佐藤氏は6月29日に任期を終える中川順子審議委員の後任として提示された。任期は5年間。

男女一名ずつの選出というのは、大方市場の予想通りであった。しかし、後任として2人ともリフレ派とみられる人物を任命するということに対しては、「責任ある積極財政」の文脈からは読み取れなかったからか、若干の戸惑いも見られる。

日銀は安倍政権下で行われた大規模な財政緩和と財政拡張の正常化を進めているが、中長期的には日銀が利上げ等の決断を下しにくくなると考えられる。

浅田氏は早稲田大卒。1982年一橋大大学院経済学研究科博士後期課程を単位修得満期退学。駒沢大助教授、中央大助教授を経て、94年から中央大経済学部教授。

佐藤氏は92年日本女子大、99年早稲田大卒。01年に早大大学院経済学研究科修士課程を終了し、05年に同博士課程を単位取得済退学。内閣府経済社会総合研究所の客員研究員や高崎経済大教授などを経て2022年4月から青山学院大教授。

カテゴリ: 社会・国内政治 経済・金融・投資
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Seita Namba

イグナイトbiz 編集長