アルテミスII、打ち上げ成功 4人の宇宙飛行士を月へ送る

NASAは米国東部時間4月2日(水)午後6時35分、フロリダ州ケネディ宇宙センターの39B発射台からSLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットを打ち上げ、4名の宇宙飛行士を乗せたオリオン宇宙船が月周回飛行へと旅立ちました。アポロ計画以来、50年以上ぶりとなる有人月面接近ミッションです。

ミッションの概要

アルテミス2号は、新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」と宇宙船「オリオン」を使用し、4名の飛行士を乗せて月を目指します。今回の任務は月面着陸を伴わない月周回飛行であり、全行程は約10日間を予定しています。

アルテミス2号は、有人月面着陸を予定している次回の「アルテミス3号」に先立ち、宇宙船の生命維持装置や通信・制御システムの性能を実際の有人環境で検証することにあります。

  • 地球低軌道での機体システム確認
  • 月遷移軌道への投入
  • 月の裏側を経由する周回飛行(月面からの最短距離は約1万km)
  • 地球への帰還および太平洋への着水

機体は月の引力を利用して自動的に地球へ戻る軌道をとるため、安全性が重視されたミッションプランとなっています。今回のミッションが成功すれば、人類が再び月面に降り立つための重要なマイルストーンを達成することになります。

宇宙空間に到達した後、オリオンは太陽電池アレイを展開し、すでに宇宙船が太陽からのエネルギーを受け取れるようになっています。

クルー紹介

クルーについては下記の記事で以前ご紹介しました。

参考:NASA

カテゴリ: テクノロジー・先端科学 宇宙
この記事を書いた人
Seita Namba
イグナイトbiz 編集長