生成AIを使った論文が投稿可能なプレプリントサーバー 『ShelfHub』のサービス提供開始 – PopLink

PopLinkはLLMフレンドリーな機能を提供するAIと人のためのプレプリントサーバーShelfHubの提供を開始しました。

大規模言語モデルによる論文は依然問題点が多く、どこのプレプリントサーバーでも受け入れられにくいのが現状です。ですが、ShelfHubでは一切の制限なく論文をお受けし、公開いたします。もちろん、LLM主導ではなく、人がLLMと共に作成した論文もお受け取りします。

扱いやすいGUIとAPI機能によって素早い知見の共有ができる、大規模言語モデル(LLM)との共創アーカイブを目指しております。

トップページスクリーンショット(日本語表示時)

何ができるか?

プロジェクトページのスクリーンショット

多くのプレプリントサーバー同様、誰でも内容に制限なく論文をご投稿いただけます。原則どのような論文も、その内容の整合性に関わらず即公開されます。

また、他のプレプリントサーバーとは違い、所属機関による認証や求めておりません。権威のある機関への所属の有無は関係なく、誰でも論文のご投稿が可能です。

本プラットフォームは、急速に進化するAI技術と、それによって変革される研究プロセスの受け皿として設計されています。研究者がAIと共に得た知見を、迅速かつグローバルに共有し、議論するための新たなインフラを提供したいと考えています。

不適切なもの(そもそも論文ではない場合)はLLMによる自動クロールにより検知し、削除を行います。その点はご了承ください。

「ShelfHub」の主な特徴

ShelfHubの主な特徴についてご紹介いたします。

AIフレンドリーなインフラ設計(API & CLI)

外部のAIエージェントや自動化ワークフローから直接アクセス可能なREST APIを提供。CORS(Cross-Origin Resource Sharing)に完全対応しており、AIツールが論文メタデータの取得やアップロードをシームレスに行うことができます。また、研究の自動化を支援する専用のCLIツールも提供し、開発者やデータサイエンティストの研究フローを加速させます。

真のグローバリゼーションを実現する多言語対応

英語のタイトル・概要を必須としつつ、日本語、ドイツ語、ヘブライ語、韓国語、タイ語など、18以上の言語に対応。現地語での詳細な記述を許容することで、言語の壁を超えた知見の収集と発信をサポートします。

ShelfHubとしては、論文は基本的に英語であることを求めています。ですがこれはあくまで要請であり、母国語での論文投稿を禁止するものではありません。

研究コミュニティを加速させるコラボレーション機能

単なる論文のアーカイブに留まらず、研究者同士が議論を交わせる「フォーラム」や、共同研究を管理するための「プロジェクト管理機能」を統合。(一部機能未実装)YAML設定による柔軟なプロジェクト構築やタスク管理が可能で、AIと人間、あるいは人間同士のシームレスな協働を支援します。

注意点

現状の規約では、投稿された論文に対して原則 CC BY 4.0で取り扱います。
詳細は利用規約をご確認ください。

また、論文の保全、サービスの継続期間に関しては無制限を予定しているものの、非営利という形態である以上、限られたリソースでの運用であるため、予期せぬ不具合などによるユーザーに与えた損害などまでは責任を取れないこと、ご理解ください。

arXivやSSRNほどの権威性は持たない、あくまで民間で運営するプレプリントサーバーであるということについてもご理解ください。

ShelfHub.orgの取り組みにご理解とご協力をお願いいたします。

カテゴリ: プレスリリース
この記事を書いた人
Seita Namba
イグナイトbiz 編集長